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help リーダーに追加 RSS 葉桜の季節に君を想うということ

<<   作成日時 : 2008/06/12 00:59   >>

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こんばんはー!
今日のタイトルは、歌野晶午著(文春文庫)のミステリです。
帯によると、2004年の”このミス”1位だったとか。
雑誌で斜め読みしたことはあったものの、ほぼ初めての作家さんです。

帯のあおり文句につられたというのも事実ですが、タイトルが素敵ですよね。
恋愛小説みたいに、ロマンティックなお話なのかしら?
とか、(またもや)勝手に想像して、購入しました。

みなさんは、初めての作家さんの本を買うとき、ってどんなふうですか?
私の場合は、まず、表紙と帯をぱっと見て、これ、おもしろそう、と思うのが第一段階。
おそるおそる手に取ってみて、後ろ表紙のあらすじを読んで、設定が気に入ったら、となるのが、第二段階。
そのあと、おもむろにページを開いて、1ページくらい読んでから、よし!いける!!と思ってから、購入という段取りですね。

ココで大切なのは、どんなにおもしろいと評判でも、私のリズムに合わないというか、読み進めるのがつらい文体の場合は、たいてい途中で放り出してしまうということ。
……すごいえり好みしてますね。
だから、なかなか読書の幅が拡がらないんだな、もったいない。

この本は、いつもどおりの手順を踏んだら、たぶん第二段階でパスしてたかも(笑)。

ところが、今回は本をゆっくり選んでいる時間はなかったから(なにしろ、10秒もなかった)、第一印象で決めてしまったんだなぁ。

これが大当たり。
おもしろかったの!
かえって、じっくり選ぶ時間がなかったのが、幸いしたとでもいいましょうか。

でも、正直、読み始めは後悔した。
これ、読みきれないかもしれん……。
なにしろ、初っ端、主人公の登場シーンがセッ○スの終わった瞬間からはじまるんだもの。
というか、写生……いや射○が一番初めの語句だよ。
ちょっと、これ、移動中に読むのはしんどいYO〜〜〜〜!!ってなりました。
ま、ほかに読むものがなかったから、がんばったんだけど(笑)。

この本はいたるところが仕掛けだらけなので、うっかり感想を書いたところから、ネタばれしてもつまらないし、内容については書きません。

まあ、冒頭のアレのシーンも事後なので、めくるめくシーンとかは期待(?)しないでちょうどいい。
ちょっと引いたけど、まあそんなにしんどくないです。

帯の後ろには
 『あまり詳しくはストーリーを紹介できない作品です。とにかく読んで、騙されてください。最後の一文に至るまで、あなたはただひたすら驚き続けることになるでしょう。』 
とあったが、そのとおり、見事にだまされた。
そうして、だまされたことが爽快であるような、そんな本でした。

爽快にだまされてみたい、そんなあなたはぜひ手にとってみてください。
おもしろかったですよ。

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